2011年 05月 15日
絣(かすり)の話 |
うさとの服の布を作ってくださっているタイのイサーン(東北)地方では、
伝統的な絣の織物がたくさんあります。 模様を見ると出身の村がわかるとまで言われるほど、
多種多様なヴァリエーションがあるのでしょうね。
この模様は、どのように作っているかご存知ですか? 白い糸を張って、染め残したい部分をビニール紐でくくり、染まらないようにします。 こんなにたくさん括るんですね。 藍染めします。 糸を染めました。
糸を持ってる二人の女性、どちらも絣のスカートをはいてますね。
自分の作品かな?
染まった糸を順番を間違えないように糸巻きに移して、織り始めます。
横糸だけでも柄を合わせるのは難しいのに、
縦糸と横糸の柄をきちんと合わせるのは、よっぽどの熟練者でないとなかなかできません。
イサーンの村々でも、ベテランのおばあちゃん達が引退し始め、
世代交代が進んでいるようです。
そのせいかどうか、最近めっきり藍絣が少なくなりました。
ううむ、若い人たちにぜひ頑張ってほしいところ。
さて、白絣も夏らしくてきれいですね。 上の工程を見たなら、これ、どうやって作ってるか、わかりますよね?
なんと! 8~9割をビニール紐でくくって、
藍色の模様のほしいところだけ、空けておきます。
おっそろしく手間のかかるやり方ですが、値段は一緒(笑)!
イサーンの人はお金や手間をお金で換算することは、あまりしないようです。
どちらも価値ある一枚。
欲しい~!
(の)
伝統的な絣の織物がたくさんあります。
多種多様なヴァリエーションがあるのでしょうね。
この模様は、どのように作っているかご存知ですか?
糸を持ってる二人の女性、どちらも絣のスカートをはいてますね。
自分の作品かな?
染まった糸を順番を間違えないように糸巻きに移して、織り始めます。
横糸だけでも柄を合わせるのは難しいのに、
縦糸と横糸の柄をきちんと合わせるのは、よっぽどの熟練者でないとなかなかできません。
イサーンの村々でも、ベテランのおばあちゃん達が引退し始め、
世代交代が進んでいるようです。
そのせいかどうか、最近めっきり藍絣が少なくなりました。
ううむ、若い人たちにぜひ頑張ってほしいところ。
さて、白絣も夏らしくてきれいですね。
なんと! 8~9割をビニール紐でくくって、
藍色の模様のほしいところだけ、空けておきます。
おっそろしく手間のかかるやり方ですが、値段は一緒(笑)!
イサーンの人はお金や手間をお金で換算することは、あまりしないようです。
どちらも価値ある一枚。
欲しい~!
(の)
by usaato
| 2011-05-15 23:08
| ものづくり